ORGANIC（オーガニック）を訳してみると、「有機」や「有機栽培」となります。
「化学合成農薬や化学肥料に頼らず、土壌の持つ力を活かして環境への負荷をできる限り少なくする農法。」です。
しかし現在では「オーガニック」「有機」は、農法や食品にとどまらず、オーガニックコットン、オーガニックコスメ、有機空間など、衣・食・住にかかわる言葉として広がってきています。
オーガニックは、人にも地球にも健やかでやさしいライフスタイルの代名詞になってきています。
このコーナーでは有機認証事業者の方々を紹介していきます。
酒米や赤米・黒米も栽培されています
世界の有機農業を見てみたいと思い、スイスに農業留学したとき、有機農業が既に市民に定着しており、当たり前のライフスタイルになっていることが素晴らしく、理想的であると強く感じました。また、アルプスの景観を維持できているのも、その麓で頑張っている農業者、農業を応援している国民や政府、農業生産と環境保全のバランスの上に成り立っているのだということを実感させられました。土づくり、人づくり、町づくりを大切に考えながら、常に関係性を大切にして、研修生などを受け入れながら有機農業の普及に取り組んでいます。有機JASを取得していれば、第三者認証ということだけではなく、日々の記帳からトレーサビリティーの面でも、有効だと思います。
広島県 Tさん 生産者 40代男性
自然の循環システムを守り、化学物質による自然循環への負荷をできる限り軽くするため、オーガニックを暮らしに取り入れることが世界中で拡大しています。
